PROFILE
杉江康治(すぎえこうじ)
産業プラント部 第3営業グループ 係長
愛知県立半田工業高等学校卒業
1997年入社。火力発電所をはじめ、さまざまなプラントのメンテナンスを経験。過去には火力発電所のプラント責任者を担当する。現在はコンビナートや一般産業プラントをはじめとする、あらゆるプラントでメンテナンスチームのリーダーをしている。
発信器や圧力計・温度計など、計測機器のメンテナンスをおもに担当しています。お客さまとの交渉など、営業的な仕事をすることもありますね。メンテナンスの技術に加え、さまざまな知識を身につけないといけないのが、この仕事の大変なところ。計測機器とひとことで言っても、メーカーや型式によって、仕組みや構造などがまったく違うんです。特に最近はテクノロジーの進化が早く、さまざまなものがデジタル化しています。現場に出たときにどうすればいいか分からないということがないよう、常に知識をアップデートしておかないといけないんです。また、設備全体の流れを理解しないと、正しい計測ができなかったりするので、設備に関する知識も必要。覚えることが多く、常に学ぶことが求められますが、実際に勉強した計測機器が現場にあると「これこないだ勉強したやつ!」ってテンション上がりますよ。
現場で「絶対にトラブルを起こさない」ということに一番気を使っています。私たちの仕事は、例えばコックの閉め忘れなど、ほんとうに単純なミスが原因で、重大なトラブルを起こしてしまうことがあるんです。なので、どんなに単純で簡単なことでも、しっかり最後まで確認しています。そうした努力の甲斐あって、お客さまから「次の点検もぜひ杉江さんでお願いします」「杉江さんが担当なら安心だね」といった言葉をいただくことも。また、チームリーダーとして、社内の他のチームからも「このチーム、レベル高いな」と思われるよう、自らが向上心を持って仕事に取り組むと共に、自分の経験を活かした後輩の指導・育成にも力を入れています。
以前に後輩社員から「杉江さんのようになりたいです!」と言ってもらったことがあったんです。それが素直にうれしくて、もっとがんばろうって思いましたね。そんな後輩や、頼ってくださるお客さまの期待に応えられるよう、まずは目の前にある一つ一つの仕事を丁寧に行い、経験を積み重ねることにより誰からも信頼される技術者になりたいですね。
そして更なるスキルアップのため、1級施工管理士の資格取得にチャレンジしようと思っています。